⑭テーオーロイヤル悲願G1初Vだ 京都11R
【京都11R⑭テーオーロイヤル】◎テーオーロイヤルとは長い付き合い。「ダービー、菊花賞に行ける」。菱田Jの眼力に乗って、コラムでこの馬を初めて推奨したのが4戦目の未勝利戦。5番人気ながら初の2400メートルでVを決めた。続く青葉賞は後方一気で4着。15番人気と思えないインパクトだった。4歳でG3勝ちに、天皇賞・春の3着。トモも非力で成長途上だったから“末恐ろしい”と感じた。
骨折で1年間休養したが、栗原助手が「今となってはそれも良かった」とうなずくほどの成長ぶり。ダイヤモンドS↓阪神大賞典↓春盾の異例ローテに「2年前が3着だったので同じことをやってもダメ。天皇賞を勝つためなので」と力説する。余力は?疲れは?と疑うのも無理はないが、仕上げ人から「結果的にうまくいった。体全体が丸々として、触ってもすごい弾力がある。威張るようなところも出てきて、さらに良くなった」と聞けば、不安も吹き飛ぶ。
菱田Jも自信の表情。「状態がいい。いつも返し馬で“黙って乗っとけ”って馬が伝えてくれる」と相棒に信頼を寄せる。悲願のG1奪取だ。
○ドゥレッツァは菊花賞を制した京都なら期待値アップ。71年ぶりの牝馬Vを狙う▲サリエラが絶好枠。春盾最内枠の武豊Jは①②①着と、名手の1番枠が脅威に映る。3連単⑭1着固定→⑫①⑤⑦⑯、馬連⑭-⑫①⑤⑦⑯。
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