阪神・及川 今季最長6回投げ1失点 マメの影響で2週間ぶり登板も課題克服「ストライク先行できた」

 「ウエスタン、広島1-1阪神」(8日、由宇球場)

 気温16度、時折霧雨も降る肌寒い天気でも、不安を感じさせない投球を見せた。阪神・及川が今季最長6回を投げ1失点。「先頭の四球は良くないんですけど、次の回から立ち直って、テーマに掲げてるストライク先行ができた」と前回の課題を克服しスッキリとした表情で振り返った。

 初回は先頭打者に四球を与えたが、後続を3人斬り。二回からは直球も140キロ台をマークし、自身の流れを作っていった。三塁は踏ませても本塁は踏ませず六回までに5奪三振。これでリーグ単独トップの35奪三振となった。前回先発の4月23日にマメがむけた影響で登板間隔が空いたが「(前回同様)湿気が多かったんでちょっと怖かったんですけど問題なく投げられた」と安堵(あんど)した。

 悔やまれたのは五回。1死から内田に初球をはじき返され同点ソロを献上、唯一の失点とした。「ヒットが2本とも長打で、もっと慎重にいけばよかったなって。調子がいいからって押しすぎない」と反省。今季初昇格へ向けて着実に歩みを進めていく。

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