「光る君へ」この友情はいつまで…まひろ&清少納言 史実では後に「利口ぶって」の悪口日記 ネット心配

 19日に放送されたNHK大河ドラマ「光る君へ」では、清少納言(ファーストサマーウイカ)が、まひろ(吉高由里子)に頼み込み、帝のもとを遠ざけられた定子(高畑充希)の様子を見に行くシーンが放送された。2人の友情がうかがえる一幕だが、史実ではのちに紫式部は清少納言について“悪口”を日記に書くため、早くもネットでは心配の声が上がっている。

 この日の「光る君へ」では、伊周(三浦翔平)、隆家(竜星涼)が花山院に矢を放ったことをきっかけに、女院の詮子(吉田羊)が罠をしかけ、伊周、隆家は遠流、定子は帝の元を遠ざけられ、実家に戻ることに。

 定子は、仕えている清少納言に暇を出すも、定子のことが大好きな清少納言は定子のことが心配でならない。遠流に従わない伊周と隆家が逃げないように、屋敷の周りは「検非違使が取り囲んでいる」といい、さらに野次馬も加わって、定子の屋敷の周りは騒然となっていることから、清少納言はまひろの元を訪れ「まひろさま、一緒に行ってくださらない?」と定子の屋敷に一緒に言って欲しいと頼み込む。

 2人は農民の服に着替え両手に木の枝を持ってばれないように庭へ入り込むと、定子が検非違使に逆らい、自ら断髪するというショッキングなシーンを目撃してしまう。

 清少納言にとって、まひろは周りの女たちとは違うと一目置いており、なにかあればまひろの家に行き、会話を楽しむ仲。自分の気持ちにまっすぐな清少納言のことを、まひろも尊敬しているようにも見える。定子のことで心痛の清少納言をまひろは支えており、今後は2人の友情も気になるところだ。

 だが史実では、紫式部は自身の日記「紫式部日記」に清少納言の悪口を書いている。現代語訳をすれば「いつも得意顔で偉そうで利口ぶっている。漢文も使いまくっているけど、間違いも多い」などとバッサリ。清少納言が、紫式部の夫について、小馬鹿にしたような文章を残しており、それを紫式部が読んだことがきっかけとされているが…。

 ネットでは「まひろがききょうのことを守るために、何らかの理由でわざとそう書いたみたいにしてほしいな。二人の友情はずっと続いてほしい」「清少納言と定子の友情は観たいけど、紫式部とのケンカは観たくないのよな。複雑」「今のところは二人は仲良しに見えるが、紫式部日記でこき下ろす(?)有名なくだりから考えるとそのうち袂を分かつ展開があるんだろうか?」「こんな強烈な体験を共有した二人がどうして『紫式部日記』で仲違いするようなことになったのか?」など、今後の2人の友情に注目が集まっている。

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