歌手の氷川きよしが２７日、３月３１日をもって所属事務所「長良プロダクション」からの独立していたことと新事務所の設立を発表した。新事務所の名称は「株式会社ＫＩＩＺＮＡ」となる。

　氷川は新事務所の公式ＨＰ上で「２４年間にわたりお世話になりました株式会社長良プロダクションから独立して、新たに活動をしていくことになりましたので、ご報告申し上げます」と報告。現在は「活動再開に向けての準備をしているところです」とし「引き続き、初心を忘れず、自分らしく、歌い続けていきたいと考えております」と想いをつづった。

　事務所の名前についても説明「“キズナ”と読みます。どの時代にも変わらず大切なものは“絆”だと思います。それは、皆様の心の中に深くあるものだと思います。これまでの氷川きよしの歴史の中で、共にいろいろなものを乗り越え強くなっていった“絆”。応援してくださるファンの皆様との“絆”。共に歩んできたスタッフや支えてくださる方々との“絆”。これまで結んできたすべての“絆”があったからこそ今があります。永遠の“絆”というものが人間にはあると私は信じています。そんな想いを込めて『ＫＩＩＮＡ』の中に『Ｚ』を入れて『ＫＩＩＺＮＡ（キズナ）』とさせていただきました」とした。

　ＨＰ上にはコンサート予定も掲載。８月１６、１７日に東京ガーデンシアター、９月４、５日に大阪・フェスティバルホール、１０月１１日に大宮ソニックシティで公演を行うとしている。