豊田真由子氏「観光地に行く余裕があることが不思議」自民女性局のフランス研修を猛批判 自身は「ホテル、会場、空港の往復」
元自民党衆院議員の豊田真由子氏が11日放送の関西テレビ「LIVEコネクト!」に出演。松川るい参議院議員、今井絵理子参議院議員ら自民党女性局38人が、フランス研修で観光旅行のような写真をSNSにアップしたことが批判されていることについて語った。
自身も議員時代に海外視察に赴いた経験があるという豊田氏は「私が行っていた視察は、朝から晩まで通訳なしで向こうの議員とか、世界銀行の総裁とか、大臣とかとガチで話をして、互いの関係を進展させるとか」「観光地に行ったこともないし、ホテルと会場と空港の往復みたいなのが、本当に議員がやるべき研修」とコメント。
それに比べて、今回の議員団の行動は「日本という国を代表して行くことの意味が見えない」と批判した。
さらに、海外研修に向かうマインドについて「自分たちがなにか教えて下さいじゃなくて、自分たちが相手のために何かやれるかということ」とし、「力とか権限とか経験をもって行くべき。観光地に行く余裕があることが不思議」と首をひねった。
改めて自身の経験を顧みて「(観光地で記念撮影をするなんて)気持ちとして、それどころじゃない。『仕事で行ってます』といいながら遊んでいるように見えるのが反感を買っているので、切り分けることが大事」と指摘した。
