アナウンサーの涙 フジ伊藤利尋アナは「つらい事実で泣くのはあってはならない」
フジテレビの伊藤利尋アナウンサーが3日、NHK「アナテレビ」に出演。アナウンサーの涙について持論を語った。
この日はNHKと民放各局の代表アナが集結し、トークを展開。その中で各局のアナウンサーがスポーツ中継やドラマなどを見て泣いてしまう映像も紹介された。
そこでMCの加藤浩次はアナウンサーの涙について、どう考えているかを質問。TBSの安住紳一郎アナは「私も涙が止められない時がある」と打ち明け「対象の人と目が合って、カメラじゃなく自分に訴えたときはその熱に答えないといけないので、涙をこらえるのも違うと思って、スイッチが入る」と話した。
伊藤アナは「感動の共有の涙と、つらい事実を伝える涙は全く違う」と持論を展開。「感動の共有の涙は一定程度、許容されると思うが、ニュースの伝え手として、つらい事実をあまりにつらくて泣いてしまうのはプロとしてあってはならないと思う」と語っていた。