千葉真一さん死去 長男・真剣佑&次男・郷敦が活躍「ニセモノになるな」と金言も
アクション俳優として国際的に活躍した、千葉真一さん(ちば・しんいち、本名前田禎穂=まえだ・さだほ)が19日午後5時26分、千葉県木更津市の病院で死去した。82歳。関係者によると、新型コロナウイルスに感染して症状が悪化し、8日から入院していた。長男の新田真剣佑(24)や次男の眞栄田郷敦(21)も俳優として活躍するアクションスターの元祖が突然の病との戦いの末に旅立った。福岡市出身。葬儀・告別式は近親者で行う。
千葉さんは、近年、長男・新田真剣佑と次男・眞栄田郷敦の活躍がめまぐるしく、イベントでうれしそうに語ることも多かった。
19年11月、千葉さんの芸能生活60周年記念祝賀会では、長女で女優の真瀬樹里と真剣佑、郷敦も出席。千葉さんは2人の息子に「(芸能界に)入ったからには、半端なことは許せねえよと。2世のタレントはいっぱいいますけど、ニセモノになるな、と言っています」と金言を授けた。真剣佑は「輝いている千葉真一の姿をもっと見せて下さい」と語り掛け、郷敦は「もっともっと勉強して、オヤジの正面に立ちたい」と話した。
19年12月「千葉市健康大使」の任命式では、息子について「ライバル意識?全くない。息子は息子で俺は俺。個性を生かし、お互い頑張ろうです」と話していた。「子供たちがやった芝居は結構話をしてます。楽しいですよ」と息子へ芝居についてアドバイスしていることを明かした。
20年12月の「文化庁長官表彰式」では「似合わない賞をいただきました。これに恥じない生活を。しっかり生きたい」と語っていた。
