三浦瑠麗氏が問題提起、木村花さんの死とネット中傷の背景にある「テレビ的な構造」

 国際政治学者の三浦瑠麗氏が24日、ツイッターに新規投稿。23日に死去したプロレスラーの木村花さんがSNSで匿名の誹謗中傷を受けていたことを受け、「テレビ的な構造からきていることも確かだと思う」と指摘した。

 三浦氏は「テラスハウスの花さんが命を絶ったという。いじめで自殺を選んだ多くの人がいる。私だってそうなっていたかもしれない。中傷する人はそもそもどんな文脈においても正義なんかではない」と経緯などを踏まえた上で、「事件は編集で作り上げた物の負の影響をすべて出演者におしつけるテレビ的な構造からきていることも確かだと思う」と問題提起した。

 さらに、同氏は「リアリティ番組は誤解を生みやすく、なのに有名芸能人なみの保護がなかったとか、そういう構造もあるのだけど、そもそも世に出ている人がどれだけの憎悪を浴びて日々生きているか考えてほしい。異様なメンタルになっていくのだ」と連続投稿し、背景にある状況を説明した。

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