110年ぶり新入幕V尊富士が夏場所休場 負傷の右足首回復間に合わず 伊勢ケ浜親方「こんな状態で出ても無理」

 大相撲の幕内尊富士(25)=伊勢ケ浜=が夏場所(12日初日、両国国技館)を休場することが9日、決まった。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が明言した。休場は2022年秋場所の初土俵以来初めて。

 尊富士は春場所で110年ぶりとなる新入幕優勝。しかし、同14日目に受傷した右足首の捻挫と靱帯(じんたい)損傷のため、場所後の春巡業を全休していた。

 伊勢ケ浜親方は「まだ治っていないから(出場は)無理ですね。こんな状態で出ても無理なので。四股も満足には踏めない。日々、治しながら。(完治までに)どのぐらいの時間がかかるかは、これからです。しっかり治さないと」と説明。名古屋場所(7月14日初日、ドルフィンズアリーナ)での復帰を見据え「そういうつもりでやっています」と本人の意向を代弁した。

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