プロ野球界に感染者発生も 巨人・原監督は4・24照準
巨人・原辰徳監督(61)は28日、2、3軍の練習と紅白戦が行われた川崎市のジャイアンツ球場を視察。阪神・藤浪らプロ野球界で初めて新型コロナウイルス感染者が出た緊急事態でも調整を緩めず、開幕日の4月24日へ万全に仕上げていく方針を明かした。
「24日をターゲットにして、しっかりとジャイアンツとして動いていくということです」と言い切った指揮官。新たに感染者が続出すれば開幕は5月以降にずれ込む可能性も否定できないが、元木ヘッドは原監督の思いを代弁する。「開幕が始まる日になってまだ、体ができていないでは遅い。選手は大変だと思うけど、プロとして合わせてほしい」と選手へ要望を出した。
球団は、阪神から感染者が出たことを重く受けとめ、この日、全選手に注意喚起のメールを送った。今後は遠征先のみならず、自宅などでも不要不急の外出を禁止した。先は見通せない状況だが、開幕日となる4月24日へ、巨人は抜かりなく調整していく。