日本ハム・中田 進化の1号!マン振りなし 打撃の新境地へ手応え

 中田翔
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 「オープン戦、日本ハム7-3オリックス」(1日、札幌ドーム)

 プロ13年目、打撃面で新たな境地に達しつつある。オープン戦5試合目にして待望のチーム1号ソロを放った日本ハム・中田。「フルスイングという形からはかけ離れている」と、軽く放り込んだ進化の一発に手応えを得た。

 2点を追う二回。カウント2-1から、荒西の外角寄りカットボールを一閃(いっせん)。打球は無人の左翼席へ突き刺さった。

 力強いフルスイングが代名詞だが、ややコンパクトに振り抜いたこの日の一発が進化の証し。「昔は力だけで飛ばしていた…。ボールを捉えにいく感覚が変わりつつある。ヘッドを使う感覚がある」と、オフからキャンプを通じて取り組んた練習の成果を実行した。

 無観客試合でのダイヤモンド一周に「物足りなさを感じた」と肩を落としたが、日本ハムは主催のオープン戦でのホームランボールなどを、中継するテレビ局を通じて子どもたちにプレゼントする。「うずうずしている子どもたちもいると思うし、喜んでくれるかなと思います」。今後も自宅待機の続く子どもたちにアーチを届ける。

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