楽天ドラ1・辰己 値千金プロ1号!連敗4で止めた 三木谷オーナーご満悦

 「西武4-8楽天」(6日、メットライフドーム)

 値千金の一撃が勢いをもたらした。1点を追う三回2死。ドラフト1位・辰己(立命大)が捉えた打球はバックスクリーンへと消える同点ソロに。これが記念すべきプロ初本塁打。「やっと自分らしい打撃ができました」。控えめに笑みを浮かべ、そう振り返った。

 平石監督が「早く1点が欲しかった。チームにとって大きな本塁打」と絶賛の一打が味方打線を目覚めさせる。四回に勝ち越し、2点リードの七回はブラッシュの3ランなどで一挙5得点を挙げた。

 開幕1軍入りも結果を残せず、4月22日に2軍降格。だが「悔しかったが、自分に力がないと再確認できた。打撃も走塁も見つめ直した」と一心不乱にバットを振り続けた。

 3日に再昇格後は4試合連続スタメン出場。「我慢して使ってくれている首脳陣にアピールしたい」と期待に応えた形だ。観戦した三木谷オーナーも「大きく育ってほしい。走攻守そろっている期待の星ですから」と目を細める。連敗も4で止まり勝率5割復帰。新人の一振りが低迷するチームを救った。

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