楽天・浅村 通算150号!逆転V3ラン チームは10勝一番乗りで単独首位
「楽天7-4西武」(16日、楽天生命パーク宮城)
派手に喜ばず淡々と節目の数字に到達した。楽天・浅村栄斗内野手は2-3の五回2死一、二塁で西武・本田の甘く入った速球を逃さず、左中間席へ逆転の3号3ラン。通算150号でチームをリーグ一番乗りの10勝目で単独首位に導いた。「まだまだこれからも上を目指していきたい。チームが勝つために一本でも多く打っていきたい」と話した。
一回にいきなり3点を先制される嫌な流れだった。だが、四回に先頭打者で中前打して2点を返す起点となった。打率がなかなか上がってこなかったが、2試合連続で複数安打と復調の兆しを見せている。
昨季は127打点で2度目の打点王に輝き、主将として西武を10年ぶりのリーグ優勝に導いた。それでも満足することなく成長を目指してFAであえて最下位から巻き返しを図る楽天に移籍した。
新天地では勝負強い打撃を期待されている。「西武にいたときよりもやらないといけない。どんな部門でもトップの成績を残さないといけないのは当然のこと」。3番打者としてチームをけん引している。