ソフトバンク・千賀 今季は“ニューモデル”育成出身投手初の開幕星へ
2年連続で開幕投手を務めるソフトバンク・千賀滉大投手(26)が28日、2019年シーズンを「ニューモデル」で挑む決意を示した。西武戦は昨季6試合に登板し3勝3敗、防御率5・73。本塁打も12本を献上したが、過去のデータを覆し、育成出身投手初の開幕星をつかみ取る。
「去年の僕とは違う。去年が悪かったからといって悪いわけではないし、良かったからといって良いこともない」
オープン戦は14イニングで防御率0・00。好調を維持する右腕に倉野投手コーチは「本人も最後まで投げるつもりでいるだろうし」と試合を任せる覚悟でいる。開幕戦での完封勝利となれば、球団の福岡移転後では2009年の和田のみ。「いい一歩目にしたい」。エースへの変身を遂げようとする背番号41が、ベールを脱ぐ。