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ベテラン虎番の見解

 【6月25日】

 ちょっと早いけど 

 おめでとう阪神!

“五輪の呪縛”解け

 Vへ一直線

 表紙にこの類の見出しが躍っていれば必ず買ってしまう。

 今週号の「週刊朝日」である。

 全編ネタばらしをするのもアレなんで、一読して気になったくだりを少しだけ…。

 同記事によれば、今年の阪神の「強さ」について、ある阪神OBがこう語っているという。

 「監督の采配云々ではなく、こういう戦力を整えたフロント、編成の力」

 また、この阪神OBのコメントを同誌に紹介しているのが「ベテラン阪神担当記者」とある。

 週刊朝日さんに何も恨みはないし、むしろ昔から愛読しているのだけど、こういう書き方をしていただくと、疑われたりするんですよ、ハイ…。僕もう虎番ではないのだけど、周りから見れば「ベテラン阪神担当記者」の類なので。

 近年、各紙の虎番も若返ったもので、「ベテラン」となれば限られる。事実「あの週刊誌にコメントしてるの、風さん??」なんて

言われたことも何度か。

 雑誌にコメントした阪神OBへの当てつけではないけれど、きょうは監督采配云々を書きたい。

 九回のマウンドに藤浪晋太郎を送った矢野燿大に僕は拍手する。

 名古屋のあのマウンドを見れば次の起用を迷っても不思議じゃない。けれど、矢野は短いスパンで21年の開幕投手をつかった。

 しかも、大事な場面で。

 最終回で3点ビハインド?

 大事な場面である。

 今の阪神にとって、この点差はもちろん捨て試合じゃない。もう1点もやりたくない、そのマウンドを晋太郎に託したのだ。

 背番号19は自ら満塁のピンチを招きながら、0で抑えた。

 まだまだ不安定だし、この内容じゃ本人も不本意だろう。でも、彼自身4試合ぶりに0を刻んだことは、この先の長丁場を考えればデカい。矢野の期待感が伝わってきたし、ベンチで笑顔になった晋太郎が何よりの財産である。

 前述のハナシではないけれど、晋太郎にまつわる記事は、彼が良かろうが悪かろうが、例の匿名でよく綴られる。最近もあった。

 そこで再々(?)提案。

 これまで、当欄で何度も書いてるんだけど、週刊誌や他媒体にコメントするときは、OBも記者も実名でいきませんか?

 エエ格好いうわけじゃないけれど、当方は実名でしか原稿依頼を受けない。というか、そもそも、「匿名以外はイヤです」なんて記者は居ないと思うんだけどな…。

 「匿名はダメです」

 いつだったか、阪神球団副社長谷本修と週刊誌の話題になり、谷本はそう語っていた。

 先日、上原浩治の例の「容姿」にまつわる記事が問題になったけれど、あれで違和感をおぼえたのは、プロの批評家が実名で書いていないこと。もし書くなら、名前も顔も出して堂々と…。そんなふうに思った次第…。=敬称略=

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