阪神・藤川監督 直近8戦でチーム防御率0・95悪化「力に変えるきっかけにしなければ」

 「DeNA7-6阪神」(22日、横浜スタジアム)

 ビジター球場の歓声が響くベンチ裏で、阪神・藤川球児監督は敗戦を冷静に受け止めていた。今季2度目の連敗は2戦連続の投壊で計23失点。チームの窮状を象徴するような大敗に「悔しさを持った、覚えた選手もいるでしょうから」と語り始めた。昨季の王者を襲う春の試練。口調は次第に熱を帯びた。

 「この後のシーズンでずっとその持ちながら、努力して、ゲームでそれを発揮するということでしょう」。敗戦から現在地を知り、求めるのはリベンジの気概。裏を返せば、それほどショッキングな敗戦でもあった。昨季、12球団トップのチーム防御率を誇ったが、今季は苦しい展開が続く。

 16失点の大敗から一夜明け、DeNA打線の勢いを止めるのは難しかった。初回、中12日で先発した茨木が、打者9人の猛攻を受けて6安打4失点。大山の満塁アーチで逆転した直後の三回には、先頭の佐野に同点弾を浴びた。六回は台頭を願う石黒が勝ち越し点を献上。再び同点とした後の八回には、ドリスが勝又に決勝打を浴びた。

 12日・中日戦で高橋が完封したのを最後に、チームは7試合連続で先発投手に勝ちがない。この間3勝4敗。リリーフで3敗を喫した。12日の時点で2・45だったチーム防御率は、1点近く上昇して3・40。救援防御率も3・61まで上がった。1点が勝敗に直結するリリーフの仕事。17日からの中日3連戦はモレッタと、湯浅に2戦連続で勝ちが付き、リリーフの貢献が光る試合もある。ただ負傷の石井に不調の及川と昨季、無双を誇った2人の不在が重く響く。

 ただ、成長途上のチーム。藤川監督は「準備」の大切さを語った。試合では「バッテリーでしょうね。もっともっと選手自身が、ゲームに対する研究とかね」と指摘。試合前には投手陣が、2日続けてマウンドをチェックしたことに「ブルペンより硬かったと表現していましたけど、本当にそれが事前の準備なのか、遅れているのか」と疑問を呈した。「力に変えるきっかけにしなければいけない」。敗戦から学んだ2試合を糧にして戦う。

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