阪神・ドラ2今朝丸 プロ最長5回1/3を無失点 平田2軍監督「投げるごとに楽しみが出てきているね」
「ウエスタン、阪神4-0広島」(19日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
また一つ段階を踏んだ。阪神ドラフト2位の今朝丸裕喜投手(報徳学園)が自己最長となる5回1/3を投げ、3安打無失点と好投。2勝目を挙げた。
走者を背負った場面で想定通りの投球ができた。二回1死一、二塁では「(捕手の)栄枝さんとゲッツーを取ろうと話をしていた」と、変化球を引っかけさせて三ゴロ併殺打に打ち取った。三回は、この試合唯一の連打でピンチを招くも、狙い通り三振を奪うなど得点は与えず。「ゼロを並べたかったので抑えられて良かった」と納得の表情で振り返った。
自身初めてとなる六回のマウンドにも上がった。100球以内という制限から、98球を投げたところで降板となったが、平田2軍監督は「ストレートに力があって良かった。投げるごとに楽しみが出てきているね」とルーキーの力投を高く評価した。
登板を重ねるごとに球数、イニングを着実に伸ばしている右腕。「今回も多く出してしまった」と4四球を反省し、「まずは2軍で結果を出して、一日でも早く1軍に呼ばれるように準備したい」と力を込めた。
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