「阪神－広島」（１７日、甲子園球場）

　試合開始前にホームベース付近でメンバー表交換。前日に続いて、阪神・藤川監督と広島・新井監督は視線を合わせることなくベンチに引き揚げた。恒例となっている握手を交わした後、この日は藤川監督が先に立ち去った。

　ネットが騒然となったのは前日のメンバー交換。阪神時代は元チームメートだった新井監督、藤川監督が視線を合わせることなくメンバー交換を終えた。メンバー交換では両監督が言葉を交わすことも多いが、新井監督は一切視線を合わせようとせずに立ち去った。

　前日に続いて、両軍監督の間に広がる異様な雰囲気。ＳＮＳでは「今日も目を合わせず」、「バチバチで良い」、「笑顔がないね」などの声が上がっている。

　前カードの４月２０日の対戦では広島・岡本が阪神・坂本への頭部死球で危険球退場となり、警告試合が発せられていた。当該場面では激高して一塁ベンチを出た藤川監督が、三塁ベンチに向かって『来い！』というようなしぐさを見せるシーンもあった。

　それ以来の対戦で、前日１６日の試合前練習中には広島・岡本、石原が坂本の元に歩み寄って謝罪するひと幕があった。

　首位を争うチームであり、前日は接戦の末にカープが勝利。首位に浮上している。