「阪神１－２巨人」（２７日、甲子園球場）

　阪神の岡田彰布オーナー付顧問がＡＢＣ制作の野球中継でゲスト解説を務めた。終了後に甲子園球場を出る際には大勢のファンが出待ち。姿を見せると大歓声がわき起こった。

　岡田顧問は体調を崩し、３月末から療養と体力向上のリハビリを行うために入院。開幕後のイベントを欠席していたが、２２日に退院。この日が初めての公の場となった。

　心配していたファンも多かっただけに、前指揮官の姿を見ようと多くのファンが入場門のところで待っていたと見られる。姿を見せると「きゃーーー！」といった大歓声がわき起こっていた。

　解説では舌鋒鋭く両チームのゲーム運びを分析。阪神については「リリーフ勝負で負けたのは痛いね」と言いつつも、「今後の教訓ですね。先発ピッチャーから点を取るのは」と藤川タイガースにエールを送っていた。