阪神・村上 パワプロ“能力値低下”に発奮 「いいピッチングをしたら上がると思うので」V字回復誓う
「阪神4-1巨人」(25日、甲子園球場)
阪神が今季初となる甲子園での伝統の一戦で今季初の5連勝を飾り首位に浮上した。巨人戦では1957年以来68年ぶりの開幕4戦4勝。先発の村上頌樹投手が8回1失点、111球の熱投で4勝目を挙げた。
◇ ◇
村上には今季を迎えるにあたって、ささやかな発奮材料があった。シーズン開幕のタイミングで、株式会社コナミデジタルエンタテインメントの人気ゲーム「パワフルプロ野球2024-2025」の選手データがアップデート。昨季の成績が反映されるとあって、1年前の開幕時データと比べると、「ノビ」がBからCへ変更され、「調子安定」が剥奪されるなど“能力値低下”が目立った。
最新データに触れると思わず苦笑い。「もうちょっとスタミナはあると思うし、スローカーブ(の変化量)が2というのはちょっと少ない気がしますね。イーファス・ピッチ(超スローボール)も入れてほしかったな」。思い入れがあるゲームソフトだけに不満も漏れるが、「いいピッチングをしたら(能力値が)上がると思うので、いいピッチングができるように」とV字回復を誓った。
パワプロは大学時代に楽しんだ思い出がある。「プレーするチームは阪神が多かったですね。能見さんをよく使って。鳥谷さん、赤星さんだったりがいて」。今季は球団開幕投手右腕では48年ぶりの3戦3勝をマーク。かつてゲームで操ったレジェンドたちに負けじと、猛虎史に残るような好投を続けている。(デイリースポーツ阪神担当・丸尾 匠)
野球スコア速報
関連ニュース





