阪神・岩崎 藤川監督命名「コブラボール」でねじ伏せた 仕上がり良すぎて「逆に不安」ライブBP登板30球

 「阪神春季キャンプ」(27日、宜野座)

 阪神の守護神・岩崎優投手(33)がライブBPに登板し、前日に藤川監督から命名された「コブラボール」で打者をねじ伏せた。宜野座キャンプ合流2日目。万全の仕上がりに「不安」を口にしたほどだ。

 「真っすぐでファウルを取れたり、差し込めたりできた。すごくいいかなって思っています。何か逆に不安ですね。大丈夫だと思いますけど」

 植田、福島、町田の打球がなかなかフェアゾーンに飛ばない。唯一、町田が遊撃右へ放った打球は快音を残した。それでも「あれ、いい当たりされましたね。でも本人に遊ゴロだなって言ったので大丈夫です」と左腕はニンマリ。結局30球を投げ安打性0。直球、スライダー、チェンジアップに「遊び」でスローボールを投じる余裕もあった。

 首脳陣から調整を一任され、第5クールまで具志川で精力的に投げ込みを敢行してきた。「自分の中では投げないと、投げることに関してはうまくならないと思っているので」。総投球数は1000球超え。コンディションに一切の不安はない。

 降板後、藤川監督から「順調だな」と声をかけられた。左腕にとって指揮官は「現役時代からものすごく大きな存在」。恩返しの思いは強い。「(目標の)数字はありません。勝って、監督を胴上げしたい」。守護神の仕事を1年間全うし、指揮官を必ず男にする。

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