阪神・伊藤将 新フォーム手応え上々 初ブルペンで調整順調アピール 藤川監督「感じ良さそうですね」
「阪神春季キャンプ」(2日、宜野座)
阪神・伊藤将司投手(28)が今キャンプ初めてブルペンに入り、順調な調整ぶりを示した。直球のみ44球。「意外といい球というか、これから仕上がりそうなストレートも投げることができたので、良かったかなと思います」。昨春以上の仕上がりの早さに、充実感をにじませた。
ブルペンでは右打者への内角球を多投。「インコースを攻めた中での配球だと思う。そこをしっかり攻めることができたらいい」。キャンプでは内角球をテーマに設定し、今後は左打者へのボールの精度を上げていく。
新フォームの手応えも上々だ。これまでは右手グラブを高々と掲げるのが特徴だったが、今オフは右腕を少し下げ、スムーズな動きを追求してきた。左腕は「これからだと思う。改善するところは改善してやっていきたい」と慎重だが、藤川監督の評価は高い。
「感じが良さそうですね。秋季キャンプにも参加していたんで。僕には引き締まって見えた。将司らしい体つきと、コンディションになってくれれば、やってくれるだろう」と復活を期待していた。
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