「阪神春季キャンプ」（２日、宜野座）

　阪神の佐藤輝明内野手（２５）が２日、臨時コーチを務めた球団ＯＢでデイリースポーツ評論家の糸井嘉男ＳＡ（４３）に弟子入りし、クリケットバットやＮＰＢ公式球よりも重いトレーニングボールでティー打撃を敢行した。藤川監督は糸井ＳＡについて「たった一言が純粋に選手に伝わる」と称賛した。藤川監督の一問一答は以下の通り。

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　－秦オーナーが訓辞した。前夜は会食もあった。

　「オーナーは大分県出身なので、いい焼酎をいただきながら。ざっくばらんな会話をしながら、ときに野球の話はさせていただいた。いい話し合いもできて、自分のことも理解をしてもらえたかなと思いますし、オーナーのやってほしいこととかも聞けたので、有意義な時間でした」

　－糸井ＳＡが臨時コーチでやってきた。

　「彼は現役の時からトッププレーヤーになった選手とたくさん自主トレをやってきて、年齢が一番上なんだけど、一緒に自主トレに来た選手が彼の元を離れない。彼は教えにいっているのではなく、教えを請われる選手であって、たった一言が純粋に選手に伝わる」

　－佐藤がクリケットのバットを使っていた。

　「まあ一つ話題を置いていってくれて、それもまたキャンプならではのね。彼らの取り組みの中の一つだと思うし」

　－いろんな経験を持つ人がたくさんいる。

　「ありがたいですね。球団の財産ですし、糸井ＳＡもサンズも今回は臨時コーチですけど。選手が少しでもシーズンの結果につながってきたらいいなと思います」

　－佐藤輝のランチ特打を見ていた。

　「いつも言いますが、健康であること（が大事）ですから。表情は非常にいいですから」