阪神・才木“脳トレ”漬け「体の動きをイメージ」身体操作能力向上へJARTAトレ
阪神の才木浩人投手(26)が20日、沖縄で2週間たっぷり“脳トレ”に励んだことを明かした。身体操作能力の向上を図るJARTAトレーニングは今オフで3年目。キャンプで徐々に状態を上げ、開幕に“完全体”で臨むことを誓った。
「考えることとか、体の動きをイメージしたりとかっていうのが多い。しっかり脳を使いながらやったって感じっすね」
細かい動作一つ一つの意識を持ちながらトレーニングを行った。感覚や筋肉の反応をイメージすることで、投球する際に無意識で連動することが理想だ。
JARTA代表取締役の中野崇氏と二人三脚で取り組んだのは、主にサッカーを中心に取り入れた独自の身体操作トレーニング。才木は「その時その時で必要と感じているものと、将来的にこういう要素を伸ばしていかないといけないっていうところをやりながら」と毎年少しずつメニューを変えていると明かした。
今オフは初めて沖縄で自主トレを行い「暖かかったから、ある程度体が動くようになっている」と成果を実感した。ただ、春季キャンプでは「今のところ第1クールから飛ばしていくことはないかな」とした。自身の状態を見極め「開幕までに遅れないようにしっかりできたら」と、じっくり調整する予定だ。
重きを置くのはもちろんシーズン。開幕からは「もうバチバチいくつもりで。どんどんいきたい」と仕上がった姿で前のめりに攻めていく。
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