阪神・高寺 対外試合6戦連続安打と絶好調 またもマルチ安打で打率・565

 5回、中前打を放つ高寺
 初回に先頭打者で右前打を放ち、6試合連続安打とした高寺
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 「教育リーグ、広島1-2阪神」(3日、由宇球場)

 また打った。阪神・高寺望夢内野手が当然のように「H」のランプをともしていく。「しっかり準備していけてる。そこが一番かなと思います」。対外試合は6試合連続安打。1軍は内野の層が厚く、昇格の機会には恵まれていないが、ファームでは圧倒的な存在感を放っている。

 まずは初回。先頭打者として、高橋から右前打でチャンスメークした。五回1死では1軍実績もあるケムナから中前打。「困ったらファウルで逃げる。この2戦は、それができた」。打てる球を選び、一球で仕留める。ただ好調なだけではなく、結果が出ている要因も理解していた。

 春季キャンプから対外試合は6試合に出場し、23打数13安打で打率・565。その内、5試合でマルチ安打以上を記録している。「本当に活躍したいって気持ちだけでやってる」。22年は1軍でプロ初安打も放った。だが、昨季は出場なし。「去年の悔しさを持って、今年はやっています」。今季こそ、1軍で花を咲かせたい。

 5日からも教育リーグは続く。「一日一日、全力でやることを意識しています」。結果は後からついてくるもの。目の前の一球、一打に集中し、1軍の舞台を目指す。

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