阪神・ミエセス 24年虎1号 バレンティン打法で猛アピール「いい結果が出てよかった」
「阪神紅白戦、白組4-5紅組」(11日、バイトするならエントリー宜野座スタジアム)
今年は俺が主役だ!来日2年目の阪神・ヨハン・ミエセス外野手(28)が、紅白戦で今年のチーム1号をマーク。し烈な左翼手争いへ向けて豪快な一振りで猛アピールした。
「みんなに手伝ってもらいながら、いい結果が出るようにやっている。いい結果が出てよかったよ」
白組の「9番・DH」で先発。同点の二回、1死二塁で今季初打席へ。1ボールからの2球目、茨木が投じた内角寄り140キロをコンパクトなスイングで完璧に捉えた。高々と舞い上がった打球は左翼の芝生席に到達。大歓声に包まれながらダイヤモンドを一周し、ベンチ前ではギャルピースを繰り出しながら仲間とハイタッチを交わした。
取り組みの成果が発揮された一発だった。今オフに岡田監督からポイントを前にして打つ“バレンティン打法”習得を命じられていた助っ人。「(体は)後ろに残りながらしっかりと手を前に意識して」と、ティー打撃は短いバットで行い、体に覚え込ませている。
まだまだ進化途上の大砲。自らのバットで勝利に導くために、新打法をモノにする。
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