阪神・岡田監督「連覇」と6度連呼 歓迎セレモニーで2500人の虎党に球団初の栄光約束

 「阪神春季キャンプ」(1日、宜野座)

 阪神の岡田彰布監督(66)が「連覇」という言葉を6度も連呼した。

 「今年の目標は一つ、連覇に向かって全員でまい進したい。連覇を第一目標で戦っていきたい」

 春季キャンプ初日。歓迎セレモニーのあいさつで、詰めかけた約2500人の虎党に約束した。

 就任1年目の昨年、同じ場で「アレ」を9回繰り返した。「そんなにたくさん言った覚えはなかったんだけど」と苦笑いで首をかしげながら、「今年は『アレ』を言わずに連覇。佐藤(輝)がいい言葉を言った。たまに『アレンパ』も言います」と笑いも誘った。

 気温25度と汗ばむような陽気。澄み渡った南国の青空は、岡田監督にとって吉兆の証しでもあった。監督、コーチ時代を含めて自身8度目の宜野座キャンプだが、雨天はBクラス(4位)に終わった04年のみだと言う。18年ぶりのリーグ優勝&38年ぶりの日本一を成し遂げた昨年も晴天に恵まれていた。「そんな天気で(成績を)決めることじゃない」とけむに巻いたが、幸先良い第一歩となったのは間違いない。

 ブルペンに足を運ぶなど精力的に動き回り、井上、小野寺、小幡ら若手の特打にも熱視線を送った。個人名を出すことは避けたが「レギュラー陣を脅かすようなメンバーが打っていた。打つ方のレベルアップというか、そのへんが欲しいなと思った。なかなかいいものを見せてもらった」とうなずいた。球団初の連覇へ、収穫十分の初日となった。

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