阪神・村上 2024年もキャリアハイ更新 由伸のような絶対的エース「自分もそういうピッチャーに」

 「アレ(優勝)」を達成し、今年は「アレンパ(連覇)」をつかみにいく村上(撮影・中田匡峻)
 キャリアハイ更新を誓う村上
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 阪神・村上頌樹投手(25)が新春インタビューに応じ、2024年もキャリアハイを更新することを誓った。3年目の昨季は、プロ未勝利からリーグ史上初のMVP&新人王をW受賞するなど大躍進。球団史上初のリーグ連覇へ向けて、オリックスからドジャースへ移籍した山本由伸投手(25)のような絶対的存在へと成長するべく、さらなる高みを目指す。

 昨季の大躍進は序章にすぎない。村上は力強く抱負を語った。

 「新年の誓いは、『キャリアハイ』でお願いします。去年以上を目指してやっていきたいと思います」

 華々しい活躍を見せた昨季は22試合に登板して10勝6敗、1ホールド、防御率1・75で最優秀防御率を獲得した。ただ、「無駄な点もあった」と満足はしていない。規定投球回をクリアした球団投手でシーズン防御率1点台は、1975年・安仁屋宗八(1・91)=現デイリースポーツ評論家=以来48年ぶりという数字だったが、「もっともっと良くなると思ってる。こだわっていきたい」と言い切る。

 「防御率は一番取りたいタイトル」と、狙うは2年連続の栄冠だ。勝利数についても「10勝以上できるように。貯金も去年は4つだったので、それ以上作れるように」と昨季からの上乗せを目指す。

 たどり着きたい領域がある。パ・リーグMVPを獲得し、ドジャースと大型契約を結んだ同学年右腕・山本とは昨年、交流戦と日本シリーズで計3度投げ合い、1勝2敗。同シリーズ第6戦では14K完投を見せつけられて敗れ、力の差を痛感した。「チームメートからしたら『今日は勝てるな』と思いますし、相手チームからしたら『今日は負けるわ』みたいな。自分もそういうピッチャーになりたい」。黄金期を予感させるチームにおいて、絶対的な存在へと成長を遂げる覚悟だ。

 理想の姿に近づけば、憧れの舞台も見えてくる。今年11月には「第3回WBSCプレミア12」が開催予定。村上は「選ばれるように頑張りたいですね」と侍ジャパン入りへ意欲を示した。昨秋には「アジアプロ野球チャンピオンシップ」の日本代表メンバー入りへオファーを受けたが、ポストシーズンが控えていたことや将来的なことを考慮して辞退を決断。「国際舞台ではいろんな情報交換もできると思いますし、成長につながる」。再び選出されるためにも「シーズンで結果を出さないと」と力を込めた。

 年明けは5日に始動の予定で「寝正月です(笑)。あとは友達とゴルフ行ったり」とニヤリ。つかの間のオフを満喫し、再び戦いの日々へと戻る。

 開幕投手の有力候補とされているものの、昨季はロングリリーフ枠としてのスタートだっただけに「まずは開幕ローテーションに入りたい」と目標を掲げる。「すごいピッチャーばかりなので、ウカウカしてられない。2月1日からしっかり投げてアピールできるようにガツガツやっていきたい」。自身のレベルアップへ、球団史上初のリーグ連覇へ、2024年も頂点へと上り詰める。

 ◆村上 頌樹(むらかみ・しょうき)1998年6月25日生まれ、25歳。兵庫県出身。175センチ、80キロ。右投げ左打ち。投手。智弁学園、東洋大を経て20年度ドラフト5位で阪神入団。23年は最優秀防御率のタイトルを獲得するなど大ブレークしてリーグ優勝&日本一に貢献。セ・リーグMVPと新人王をダブル受賞した。

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