元ＤｅＮＡで野球評論家・高木豊氏が自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルを更新。阪神が獲得を発表したハビー・ゲラ投手について大絶賛した。

　最速１６０キロ超の右腕。２３年のＷＢＣではパナマ代表としてもプレーし、レイズからＦＡとなった。

　１９年に遊撃手から投手へ転向した異色の経歴。投球フォームを確認した高木氏は「これはタイミングが取りにくい。キレがある。フォームが小さくてピュッと投げてくる。カットボールがいいわ」と太鼓判を押した。

　緩急はなく、「真っすぐのコントロールは意外とアバウト。疲れがたまった時、球威が落ちた時、どちらかというと真っすぐがアバウトだから捕まる可能性はある」と指摘。

　ただ、その不安を補う球威とカットボールがあるとし、「カットボールは外に投げたり、内に投げたり。ゲラはいいと思う。あの投げ方でクイックが下手なことはまずない。これは戦力になるなあ。このピッチャーが使えないっていうことはまずない」と断言した。