阪神・井上 連発1号&2号 別人!前日5タコから大変身 開幕1軍へ大変身

 9回、2打席連続となるソロを放つ井上(撮影・北村雅宏)
 7回、2ランを放ち、小野寺(右)とタッチを交わす井上(撮影・北村雅宏)
 7回、2ランを放つ井上(撮影・北村雅宏)
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 「ウエスタン、阪神4-5広島」(18日、鳴尾浜球場)

 阪神・井上広大外野手(21)が18日、ウエスタン・広島戦に「5番・左翼」で出場し、今季公式戦1号を含む2打席連続弾を放った。前日は5打数無安打に倒れており、和田2軍監督も「全く違う選手だったよね」と驚くほどの“変身”を見せた。

 白球がまた鳴尾浜の空に消えていく-。井上が迷いなく振り抜く姿は、前日とは見違えるものだった。

 「昨日全く打てず、真っすぐをファウルにすることが多かったので、1スイング目で打てたのは良かった」

 まずは七回2死一塁。広島の左腕・高橋の145キロ直球を完璧に捉え、左中間スタンドへ。公式戦1号となる2ランを放った。

 これだけでは終わらない。「何とかつないで塁に出たい」と臨んだ九回、1死走者なし。右腕・大道がクイックモーションで投じた145キロ直球にうまく反応した。「差され気味だったんですけど力強いスイングができて、風にも乗ってくれて助かった」と右中間スタンドへぶち込むソロ。2打席連続弾で1点差に詰め寄った。

 前日は3つの見逃し三振を含む5打数無安打に終わり「ボールを見て、見てとしていた」と反省。タイミングを早くし、作ったトップ位置からバットをしっかり出すことを意識し「昨日は昨日、今日は今日」と気持ちも切り替えた。二回にも左前打を放ち、猛打賞3打点と大暴れ。和田2軍監督も「昨日から全く違う選手だったよね」と目を丸くした。

 “師匠”の活躍にも刺激を受けている。2年連続で合同自主トレを行った巨人・岡本のWBCでの活躍をチェック。「LINEで『次も頑張るわ』と返ってくるので、自分も負けないように頑張りたい」と気合が入る。

 「(1軍に)残れる、残れないでだいぶ違うと思うので、納得する打席、結果というのを出せるように」。近づく開幕へ、一段と気を引き締めた。

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