キャンプ地にファン戻る 制限無しの宜野座に阪神・梅野「戻ってきたなという感じですごくうれしい」
「阪神春季キャンプ」(1日、宜野座)
阪神は観客の収容人数制限を設けず、キャンプインした。
昨年はインターネットによる事前予約が必要で、指定エリア内の着席可能な座席数に応じ、1日あたりの入場者数を決めていた。入場にはワクチン検査パッケージが適応され、ワクチンの2回目接種後2週間以上の経過など、条件を満たした場合のみ入場が可能となっていた。
また球団OBも禁止されていたグラウンドや、ブルペンへの立ち入りを許可。精力的に選手をチェックする鳥谷氏や能見氏の姿も見られた。
選手も好意的で、梅野は「自分としては戻ってきたなという感じですごいうれしいし、ファンの皆さんも近くで見ることができて、すごく良い1日になったんじゃないかなと。(選手、ファン)両方ともうれしい気持ちがあるんじゃないかなと思います」と語った。岡田監督も「天気もいいし、制限もないし。これから徐々にお客さんもきてくれると思うし、選手も張り合いがあると思うので」とファンの目があることによる選手の成長促進を期待した。
他球団でも新型コロナウイルスの感染対策は緩和され、最大7000人程度とするヤクルト以外の11球団が観客数の制限を設けずキャンプを実施する。