阪神・中野 二塁、遊撃どっちもやります!欲張りアピに岡田節「やっぱり器用やな、おーん」

 岡田監督(80)が見守る中、二遊間の連係で軽快な動きを見せる中野(撮影・飯室逸平)
 守備練習をする中野(撮影・飯室逸平)
 守備練習をする中野(撮影・飯室逸平)
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 「阪神秋季練習」(29日、甲子園球場)

 岡田監督、どちらもこなしてみせます-。阪神の中野拓夢内野手(26)が29日、今季135試合でスタメン出場した遊撃だけでなく、二塁守備の向上にも意欲をのぞかせた。

 「セカンドをやるかもしれない状況で、今までやったことなかったプレーが必要になってくる。しっかり練習でやっていきながら、両方完璧にできるようになれば、出場機会も増えてくると思う」

 二遊間を含むセンターラインを、ほぼ固定する方針の岡田監督。正遊撃手の中野を二塁へ転向させる可能性も示唆している。「ショートだけだと出場機会も減ってくると思いますし、どっちも守れれば使いやすくなってくる」。中野自身も、その方針を意識するようなコメントを残した。

 この日の二遊間特守後には「中野はやっぱり器用やな、おーん」と、目を細めた指揮官は「そら使いたいよ、中野は。やっぱりバッティングは、二遊間では飛び抜けとるもんな」と打撃力を評価した。大激戦の二遊間レギュラー争い。攻守ともにアピールを続け、その座をつかんでみせる。

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