阪神3連勝で単独3位浮上 原口が値千金の決勝タイムリー 今季は残り1試合

 8回、原口が勝ち越しの適時打を放ちベンチで喜ぶ近本(左)と大山(撮影・堀内翔)
 8回、勝ち越し打を放ち、ナインに祝福される原口(左から2人目)=撮影・西岡正
 8回、生還する代走の島田(撮影・堀内翔)
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 「ヤクルト1-2阪神」(28日、神宮球場)

 阪神が3連勝で単独3位に浮上した。

 切り込み隊長の一発で主導権をつかんだ。初回、先頭中野が市川の低めカーブを一振り。打球は右翼スタンドに飛び込む先制6号ソロとなった。2004年・今岡以来となる2試合連続の先頭打者弾。「昨日と同じく試合の入りでチームに勢いを付けるような仕事がしたいと思っていた」と振り返った。

 同点の八回には2死二塁から原口が清水のカーブに食らいつき、勝ち越しの左前適時打を放った。盛り上がるベンチへガッツポーズ。ベテランがチームを勝利へと導いた。

 伊藤将は新人年から2年連続2ケタ勝利をかけて先発。緩急を巧みに駆使し、三回まで無安打投球と完璧な内容だった。しかし、1点リードの六回2死三塁で投前への適時内野安打を許し、この回途中で交代を告げられた。5回2/3を4安打1失点で勝ち投手の権利は得られなかった。

 敵地で王者・ヤクルトに2連勝した矢野阪神。残すはあと1試合。10月2日のヤクルトとの最終戦(甲子園)もこの勢いで勝利を飾り、CS進出に望みをつなぐ。

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