阪神・西勇 右手中指の爪割れた 今季最短3回で緊急降板 矢野監督次回登板「今は言えない」
「中日5-2阪神」(26日、バンテリンドーム)
阪神の西勇が右手中指のアクシデントに見舞われ、今季自己最短3回で緊急降板した。0-3で迎えた四回の投球練習中に異変が生じ、福原投手コーチとトレーナーをマウンドに呼び寄せた。治療のためにベンチに下がったが、そのまま矢野監督が球審に交代を告げた。
その後、三塁ベンチには患部にテーピングをした西勇の姿があった。試合後の福原コーチは「(爪が)割れたというか、爪が浮いたというのかな。何というのかな。まあ割れた感じですかね」と説明した。
立ち上がりからピリッとしなかった。初回、先頭の岡林と大島の連打で無死一、三塁。続く阿部は右犠飛と5球で先制点を献上した。二回は2死三塁から岡林に141キロ直球を右前に打ち返された。三回も立ち直れず、小刻みに失点を重ねた。
前回19日・巨人戦は今季2度目の完封で9勝目を飾ったが、中6日で試合をつくれなかった。矢野監督は「波に乗る前にやられちゃった。前回とはちょっと違った感じがあったかな」と険しい表情を浮かべた。
不本意な形で西勇の2年ぶり2桁勝利はお預けとなった。次回登板について指揮官は「はっきり行けるかというのは今はちょっと言えないけど」と話すにとどめた。
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