阪神・西勇 右手中指の爪割れた 今季最短3回で緊急降板 矢野監督次回登板「今は言えない」

 3回、平田に適時打を許し悔しがる西勇(撮影・田中太一)
 4回、指先を気にする西勇(16)。この後降板となった
 4回に降板した西は右手中指にテープを巻き、ベンチから試合を見る(撮影・山口登)
3枚

 「中日5-2阪神」(26日、バンテリンドーム)

 阪神の西勇が右手中指のアクシデントに見舞われ、今季自己最短3回で緊急降板した。0-3で迎えた四回の投球練習中に異変が生じ、福原投手コーチとトレーナーをマウンドに呼び寄せた。治療のためにベンチに下がったが、そのまま矢野監督が球審に交代を告げた。

 その後、三塁ベンチには患部にテーピングをした西勇の姿があった。試合後の福原コーチは「(爪が)割れたというか、爪が浮いたというのかな。何というのかな。まあ割れた感じですかね」と説明した。

 立ち上がりからピリッとしなかった。初回、先頭の岡林と大島の連打で無死一、三塁。続く阿部は右犠飛と5球で先制点を献上した。二回は2死三塁から岡林に141キロ直球を右前に打ち返された。三回も立ち直れず、小刻みに失点を重ねた。

 前回19日・巨人戦は今季2度目の完封で9勝目を飾ったが、中6日で試合をつくれなかった。矢野監督は「波に乗る前にやられちゃった。前回とはちょっと違った感じがあったかな」と険しい表情を浮かべた。

 不本意な形で西勇の2年ぶり2桁勝利はお預けとなった。次回登板について指揮官は「はっきり行けるかというのは今はちょっと言えないけど」と話すにとどめた。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス