阪神 31イニングぶり得点から一気に同点 山本犠飛、ロハスが7号3ラン

 5回、ロハスは左越えに3ランを放つ(撮影・坂部計介)
 5回、ロハスは左越えに3ランを放つ(撮影・山口登)
 5回、山本は中犠飛を放つ(撮影・山口登)
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 「阪神-中日」(14日、京セラドーム大阪)

 阪神に31イニングぶりの得点が入った。山本泰寛内野手が中犠飛を放ち、メル・ロハス・ジュニア外野手が貴重な同点7号3ランを放った。

 4点を追う五回1死満塁。打席には山本が入った。カウント2-2から橋本が投じたフォークをはじき返し、飛球は中堅・後藤にグラブに収まる。三走・梅野が楽々とホームイン。1点を返しなおも2死一、二塁でロハスが打席に向かった。

 1ボールから左腕が投じた132キロフォークを一閃(いっせん)。打った瞬間、行ったと分かる一撃が左翼席に突き刺さると、客席の虎党がドッと沸いた。

 「右打席に立つ機会はこれまで多くはなかったけど、自分なりにしっかり準備してきたつもりだったし、とにかくチームが苦しいときに力になれて本当にうれしいよ。次の打席も貢献できるように頑張りたいね」とロハスはコメントした。

 4回終了時点でチーム今季ワーストの30イニング連続無得点という状況だったが、山本&ロハスの活躍で試合を振り出しに戻した。

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