阪神・矢野監督「全員で束になっていかないと」3連敗のチーム鼓舞

9回、最後まで逆転を信じ打球を追う矢野監督(撮影・田中太一)
 9回、厳しい試合展開に険しい表情の矢野監督(撮影・田中太一)
 DeNAに3連敗を喫し、ベンチを引き揚げる矢野監督(撮影・佐々木彰尚)
3枚

 「DeNA4-1阪神」(11日、横浜スタジアム)

 痛恨の3連戦3連敗を喫し、ついに貯金がなくなった。

 阪神は初回2死一、三塁の好機を作り、DeNA先発・石田の暴投で先制。17イニングぶりの得点を挙げた。だが、後が続かず、矢野監督は「立ち上がりで何とかね、もうちょっといけたらなっていうところやったけど」と振り返った。

 新型コロナウイルスの影響で近本、中野、大山らを欠く打線は同点の六回無死一塁で山本、ロドリゲス、佐藤輝が3者連続三振。続く七回も先頭・糸原の四球から1死二塁と勝ち越しの好機も後続が倒れて得点を奪えなかった。

 力投していた才木も七回2死一塁から嶺井に左中間への勝ち越し2ランを浴びると、さらに2死一塁から代打・オースティンの左中間二塁打で中堅・島田がファンブルをする間に4点目を献上。6回2/3を4失点で降板となった。

 指揮官は「苦しいチーム状況であることは変わりないんで。だからといって、頭下げて後ろ向いて、背中丸めてやる野球はしたくないんで。誰か一人で活躍して勝てるような感じじゃないんで。一人一人の状態を上げるとか、全員で束になっていかないと、なかなか突破口は開けない」と、チームを鼓舞した。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス