阪神 好捕の後は先制打とガンケルが躍動 島田も適時打で2点リードに

 2回、左前に先制タイムリーを放つガンケル(撮影・飯室逸平)
 2回、左前へ先制適時打を放つガンケル(撮影・田中太一)
 2回、左前へ先制適時打を放つガンケル(撮影・田中太一)
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 「広島-阪神」(7日、マツダスタジアム)

 阪神先発のジョー・ガンケル投手(30)が好捕の後は、打撃でも魅せる。先制のチャンスを逃さなかった。

 二回1死一、三塁で迎えた第1打席。1ストライクから遠藤が投じた122キロスライダーを振り抜いた。三塁・坂倉がダイビングキャッチを試みたが、打球は三遊間に抜け、三走・ロドリゲスが本塁に生還。塁上でガンケルは涼しい顔を見せた。

 1点を先制し、なおも2死一、二塁のチャンスでは島田がチェンジアップを捉え、遠藤のグラブをはじく適時打で追加点も奪った。

 本職の投球でのガンケルは、初回に2死一、三塁とピンチを広げたが、坂倉が放った顔面付近を襲う痛烈なライナーに対し、体を避けながらも好反応。グラブに当てて一度は落としたが、すぐさま拾い上げて一塁に送球した。結果は投ゴロで見事に窮地をしのいだ。攻守で存在感を示している。

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