「巨人－阪神」（４日、東京ドーム）

　阪神の島本浩也、及川雅貴の両投手が４日、１軍本隊に合流した。このまま昇格となる見込み。チームでは３日に変則左腕・渡辺の新型コロナウイルス陽性が判明していた。

　島本は１９年にチーム最多６３試合に登板したが、左肘を痛めて２０年１１月にトミー・ジョン手術。今季５月下旬に実戦復帰すると、ウエスタン１４試合で１勝０敗、防御率１・２０と好調を維持していた。

　及川は、開幕前に右脇腹筋挫傷で離脱。復帰後も登板を重ねていたが、下半身の痛みにより６月１１日のウエスタン・広島戦から１カ月以上実戦から離れた。それでも、復帰した７月１５日の同・中日戦から４試合連続無失点をマーク。前日３日の同戦では五回に登板して１回を三者三振に抑える好投を見せていた。