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阪神 異例の増員! ブルペン10人体制 鉄壁中継ぎ陣フル稼働 球宴までに借金完済へ

 キャッチボールするアルカンタラ(撮影・山口登)
 矢野監督(右)はグラウンドに座りケラーと話をする(撮影・山口登)
 ダッシュするアルカンタラ(奧)と岩崎(撮影・山口登)
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 「阪神(降雨中止)広島」(5日、甲子園球場)

 阪神は5日、予定されていた広島戦(甲子園)が雨天中止となった。矢野燿大監督(53)は鉄壁リリーフ陣に自信を見せ、オールスターまでの17試合は異例の「ブルペン10人体制」で戦うことを決断。この日、アルカンタラが出場選手登録され、ケラーも絶好調。通常8人の救援陣を増員してスクランブル態勢を敷き、借金完済を狙う。

 オールスターまで残り17試合。虎が異例の「ブルペン10人体制」で借金完済を目指す。この日、リフレッシュ抹消を経て「七回の男」アルカンタラが1軍に合流した。岩崎、湯浅を含めた「勝利の方程式」がそろい、ケラー、岩貞、浜地らも好調をキープ。矢野監督は「いろんな形ができると思う」と采配の構想を膨らませた。

 「ケラーもだいぶ状態が上がってきたし、それぞれが持ち場でよくやってくれている。優(岩崎)や湯浅の負担を軽くできるようなパターンというか、連投した後でも戦力的に落ちない投手陣になってきたと思う」

 DH制がないセ・リーグでは救援陣は8人が基本。多くても9人だが、10人登録していれば状態を見て休養日を設けることができる。金村投手コーチは「連投したら休ませて疲労を分散できる」とメリットを強調。さらにビハインドの展開でも今季7ホールドの渡辺、同4ホールドの加治屋らの積極投入も可能となり、逆転へ流れを生むことができる。

 就任以来、指揮官は鉄壁リリーフ陣を前面に押し出して、戦ってきた。奇跡のCS進出からファーストSを突破した19年は救援陣を総動員。六回までリードした試合は勝率・918を誇ったほどだ。2年目もスアレスを中心としたハイレベルなブルペンを形成して2位に食い込み、開幕ダッシュに成功した昨季も先制した試合では高勝率を誇った。

 首脳陣の方針に助っ人コンビは力強く呼応した。練習中に矢野監督からフォークの握りについて助言を受けたケラーが「監督、コーチから『ここで頼む』と言われたところでしっかり投げるだけさ」と言えば、アルカンタラも「便利に使ってもらえたらと思う。勝っている状況であれ負けている状況であれ、投げることは変わりないので、しっかり準備したい」と力を込めた。

 虎は現在、借金6の4位。首位ヤクルトの背中は遠のいたが、当面の目標は勝率5割、そしてAクラス再浮上だ。虎将は「オールスターまで、ウチとしては頑張らないとアカンところ」と見据えた。異例の陣容で9連戦を含む勝負どころの17試合を乗り切る。

 ◆過去3シーズン、矢野阪神ブルペン事情

 2019年 救援陣の働きで六回までにリードした試合は45勝4敗4分け、勝率・918。リリーフ防御率は2・70。

 20年 新加入のスアレスが25セーブでタイトル。中継ぎ陣は能見、岩崎、岩貞、エドワーズらを中心に馬場が台頭。

 21年 スアレスが42セーブで2年連続タイトル。岩崎はキャリアハイの41ホールド。さらに若手の及川が存在感を示した。

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