安定感抜群の阪神・ガンケルが-今季ワースト10安打浴びて5回3失点KO

 5回、マクブルームの適時打で勝ち越しを許し肩を落とすガンケル(左)=撮影・立川洋一郎
 5回を終えベンチに戻ったガンケルは福原コーチに声を掛けられる(撮影・山口登)
 3回、勝ち越しを許し、ぼう然とするガンケル(撮影・飯室逸平)
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 「広島-阪神」(22日、マツダスタジアム)

 阪神の先発・ガンケルは5回10安打3失点で降板となった。

 二回、自身の暴投で先制を許し、1-1の三回は菊池涼に左翼フェンス直撃の適時二塁打を浴びた。再び同点となった五回はマクブルームに勝ち越しの右前適時打を許した。

 前回12日・オリックス戦(京セラ)は来日9回1失点で来日発完投勝利。ここ4試合連続でクオリティースタートを達成するなど抜群の安定感を見せていた助っ人右腕が、今季ワーストとなる被安打10打ち込まれた。

 降板後には「全体的にボールにキレが無く、コースに制球できたボールでもヒットにされる場面が多かったよ。菊池選手に打たれた場面は、打線が得点を取ってくれた後のイニングだったので、粘り切ることができなくてチームに申し訳ないと思うね。このあと、リリーフ陣が踏ん張って、チームが勝利することを願っているよ」とコメントした。

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