【藤田平氏の眼】安芸の阪神・中野は温暖な沖縄に

 「阪神2軍春季キャンプ」(23日、安芸)

 下肢コンディション不良の中野が2軍の安芸キャンプで調整している。一方でこの日、糸原が実戦復帰を予定していた広島との練習試合は雨天中止に。二遊間のレギュラーの仕上がりは遅れ気味に見えるが心配はいらない。ただ、中野に関しては1軍キャンプ地の沖縄へ呼んであげてもいい。

 患部の負担を軽減させる意味でも、暖かい場所で調整させた方がメリットがある。もし首脳陣がなるべく早い段階に実戦へ出したいと考えているなら、なお温暖な場所で調整させてあげた方がいいだろう。

 中野本人は現状に焦りを感じているかもしれない。だが、今のメンバーの中で彼をしのぐ選手は見当たらない。遊撃のレギュラーとして今後10年はプレーしてもらわないといけない選手。今は昨年の疲労を取ることも重要視してほしい。

 チャンピオンのヤクルトは17日に初実戦。また、他球団の主力は最近になって練習試合に出場し始めた。阪神は2月の早い時期からレギュラークラスが出場しているが、中野を含め主力の戦闘態勢は3月下旬の開幕までに整えばいいのだ。

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