阪神 青柳晃洋が母校訪問「夢や希望を持つというのが大事」

 母校の小学校を訪問し、児童からもらったメダルと東京五輪の金メダルを手に笑顔を見せる青柳(撮影・伊藤笙子)
 児童からの質問に答える青柳(撮影・伊藤笙子)
 母校の小学校で当時の担任だった小林光子さん(左)と再会した青柳(撮影・伊藤笙子)
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 阪神・青柳晃洋投手(27)が7日、神奈川県横浜市の母校・寺尾小学校と生麦小学校を訪問した。1勝につき10万円分の本や絵本などを横浜市鶴見区の市立小学校、市立保育園に寄贈する社会貢献活動を始めた背番号50。この日、自身の推薦図書「おとなになるのび太たちへ」(小学館)などを贈呈した。

 午前8時20分。阪神のユニホームに袖を通し、東京五輪の金メダルを首にかけた青柳が寺尾小のグラウンドに登場した。全校生徒608人は大盛り上がり。右腕とのキャッチボール体験や直筆サインのプレゼント、さらに記念撮影など子供たちの笑顔が咲き乱れた。

 その後は体育館に移動して5、6年生に向けて“夢授業”。登板日のルーティンや少年時代に好きだった球団、また夢と目標を持つ大切さを熱い言葉に乗せて伝えた。生麦小でも同じプログラムで生徒たちと貴重な時間を過ごした青柳。「大勢の子供たちと触れ合えてすごくうれしかったです」と振り返った。

 「夢や希望を持つというのが大事だと思うので。まずは身近な目標をどんどん見つけて。その目標が夢につながるように。夢が見つかった人はどんどん目標を決められるように。そういう子供たちが増えるように頑張ってもらえたらいいなと」

 プロ6年目の今季は25試合に登板して13勝6敗、防御率2・48。最多勝と最高勝率のリーグ2冠に輝き、一気に飛躍を遂げた。「今年は13勝と言ってできたので、(来年は)15勝というのを目標にしていきたいですね」。キラキラ輝く少年少女たちの目を見て、さらに闘志に火が付いた。

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