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阪神・佐藤輝 CSで、日本Sで輝く 3タコ2三振でシーズンに幕

 4回、空振り三振に倒れる佐藤輝(撮影・田中太一)
 最終戦を終え、佐藤輝(左から2人目)らナインはファンに一礼する(撮影・山口登)
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 「阪神0-4中日」(26日、甲子園球場)

 逆転優勝の夢が途絶えた瞬間、バットを握ってベンチで準備していた阪神・佐藤輝明外野手はしばらくぼう然としていた。シーズン143試合目でV逸が決まり、自身も3打数無安打2三振。そのままバットを握り締める姿に、悔しさがにじみ出ていた。

 これまで8打数1安打の打率・125と苦手にしていた小笠原に完璧にねじ伏せられた。1点を追う二回1死二塁の絶好機で打席へ。外角高めの147キロ直球を仕留めにかかったが、空振り三振に倒れた。

 四回2死の第2打席も左腕の直球に強振で応戦したが、あえなくバットは空を切った。シーズン173三振目で、04年のヤクルト・岩村に並ぶ日本選手歴代2位の三振数となった。

 前半戦は首位快走の原動力だった。3月27日のヤクルト戦(神宮)で田口からプロ初本塁打を放ってから着実に本塁打を伸ばし、今季は球団新人最多の24本塁打をマーク。5月には月間打率・301、6本塁打、19打点で月間MVPも獲得し、同2日の広島戦では4番デビュー戦で満塁弾の離れ業を演じた。

 前半戦で記録した20本塁打に対し、後半戦はわずか4本塁打と成績が落ち込み、59打席連続無安打と苦しんだ時期も過ごした。佐藤輝の不振と連動するようにチームも下降線をたどった。最終戦で意地を見せたかったが、大一番で力を発揮できなかった。

 リーグ優勝はできなかったが「優勝したい」と入団直後から秘めてきた思いは変わらない。CSを勝ち抜き、日本シリーズ制覇へ-。大逆襲へ向け、怪物新人が牙を研ぐ。

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