阪神 伊藤将が10勝目の権利得て降板 六回途中1失点の力投

力投する伊藤将(撮影・立川洋一郎)
6回、好リリーフを見せる及川(撮影・飯室逸平)
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 「広島-阪神」(24日、マツダスタジアム)

 阪神の新人左腕・伊藤将が先発で5回2/3を1失点。リードを守り今季10勝目の権利を得た状態で交代した。

 落ち着き払ったマウンドだった。直球、ツーシーム、カットボールをちりばめながら広島打線を翻弄(ほんろう)。3点リードの二回に坂倉からソロ本塁打を許したものの、許した得点は、この1点のみ。ボールが先行しはじめた六回は1死から西川に四球を与え、続く鈴木誠を一ゴロに打ち取り、2番手・及川への継投となった。

 伊藤将は2桁勝利となれば、2リーグ分立後の阪神新人左腕では、12勝した1967年・江夏豊以来、2人目。この年の江夏は先発9勝、救援3勝で、先発のみの10勝は球団新人左腕初となる。

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