阪神・伊藤将が球団新人左腕54年ぶり9勝目 2・5差で対ヤ2連戦へ

 7回、犠飛を放った代打・糸井(左)を迎える伊藤将(撮影・田中太一)
 7回、坂倉将吾の打球が伊藤将に直撃(撮影・飯室逸平)
 3回、先制のホームを踏み、伊藤将(左)とタッチを交わす佐藤輝(撮影・飯室逸平)
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 「阪神2-1広島」(18日、甲子園球場)

 阪神は、1点差を守り切って広島に勝利。首位・ヤクルトの試合がなかったため、あす19日からの直接対決2連戦を前にゲーム差を2・5とした。

 4試合ぶりに先発出場した佐藤輝の快音をきっかけに、先制点をもぎとった。両軍無得点の三回。先頭・佐藤輝は九里が投じた真ん中付近のスライダーを捉えた。鋭い打球は右中間を破り、一気に三塁へ。(結果は二塁打と失策)。無死三塁の好機を作った。続く坂本が放った中堅への犠飛で生還。8月19日・DeNA戦以来となる長打で先制点を奪った。

 1-0のまま迎えた七回には、先頭・糸原、ロハスが連打で出塁。佐藤輝の代打・島田は見逃し三振に倒れたが、続く坂本が左前打で1死満塁と好機を拡大する。伊藤将の代打・糸井が左犠飛を放ち、ほしかった追加点を奪った。

 先発の伊藤将は、7回4安打無失点で9勝目。球団新人左腕では1967年に12勝を挙げた江夏以来、54年ぶりの快記録を成し遂げた。初回から五回1死まではパーフェクト投球。七回には坂倉が放ったライナーが左の臀部付近に直撃するアクシデントもあったが、すぐにマウンドへと戻り、快球を続けた。

 抑えのスアレスは42セーブ目で残り6試合で35セーブの広島・栗林が追いつけなくなったため、単独での最多セーブが確定した。

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