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痛恨敗戦の阪神は「ベンチが攻撃を支配すべき」中田良弘氏が指摘

 「阪神2-4広島」(17日、甲子園球場)

 試合開始直後にヤクルトがDeNAに勝利し、優勝マジックが「5」に減った一戦で、阪神は秋山、アルカンタラが計4被弾して広島に敗れた。ゲーム差は「3」に広がり、マジックは「4」になった。阪神OBでデイリースポーツ評論家の中田良弘氏(62)は、逆転優勝を狙うのであれば、ベンチが攻撃を支配すべきだと指摘した。

 ◇ ◇

 阪神にとっては痛い敗戦になった。気になったのは、2点を先制された直後の三回1死一、三塁での攻撃。打者・中野に相手を揺さぶろうという動きはなく、強攻策で一ゴロ。続くマルテも三ゴロに倒れて、無得点に終わった。

 打撃陣が好調で、ベンチが積極的に動かなくても勝手に点が入っていた前半戦と今とでは状況が違う。しかも、その状況下で首位・ヤクルトを追いかけ、逆転優勝を狙うのであれば、選手任せではなく、ベンチが攻撃を支配すべき時期なのだと思う。

 あの場面、中野がセーフティースクイズの構えを見せるだけで、相手バッテリーは必要以上に考え、内野陣も前めに守るようになることで、自然とヒットゾーンが広がってくる。あの一ゴロが考えようによっては安打になっていた可能性だってあるのだ。

 ロハスの2ランで1点差に追い上げた七回、代走・島田が二盗を決めて同点機を整えた。だが、ベンチにはもっと早いイニングから仕掛けてほしかった。足のある近本と中野が好調な今だからこそ、そのスピードを生かさない手はない。ここに来て、近本と中野の盗塁が増えていないし、足を絡めた攻撃も少なくなってきている。この二人の出塁を許し、足を絡められることを相手は最も嫌がるのだから。

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