阪神・近本 1番打つ!絶対に負けられない残り8戦「全部勝つ」

 大逆転Vへ負けん!阪神の近本光司外野手(26)が16日、甲子園での全体練習に参加し、残り8試合の全勝を宣言した。17日・広島戦からは甲子園で5連戦。矢野監督は同戦から大山を4番に復帰させ、近本を1番に戻すことを明言。今季は本拠地で打率・303と結果を残してきたトップバッターが、チームの勢いを加速させる。

 優勝への可能性が残っている限り、突き進むしかない。正念場となる甲子園5連戦を前に、近本が力強く全勝宣言だ。

 「どの試合も勝つという気持ちで試合に臨んでいるし、もちろん、この5試合だけでなく、残りの試合に全部勝つことができるように準備したい」

 前カードの3位・巨人との3連戦は2勝1分けで終え、首位・ヤクルトの背中を必死で追っている。すでにツバメ軍団には優勝マジックが点灯しており、厳しい状況には変わりないが、まだ希望は残っている。

 17日の広島戦から5連戦の舞台は甲子園。今季は本拠地で好成績を残してきた。チーム打率・238に対して、個人打率は・303と結果を残している。矢野監督は大山の4番復帰に伴い、「チカ(近本)は1番に戻す」と3試合ぶりにトップバッターとして起用することも明言。再び切り込み隊長として、攻撃の流れを作ることを期待した。

 近本はここまでリーグで断トツの175安打を放ち、打率・318。最多安打、首位打者のタイトルも狙える立場だが、チームの勝利を優先して期待に応える。

 「1本でも多くヒットを打つことで勝ちにつながる可能性は高くなると思いますが、タイトルのことを考えてもあまりいい方向に働かないと思うので、いつも通り、自分のできることに集中したいと思います」と気持ちを引き締めた。

 甲子園での全体練習ではノックや走塁、打撃練習などで汗を流した。負けられない戦いが続くが、やるべきことは変わらない。「相手がどうとかではなく、最後まで自分たちの野球ができるようにしっかりみんなで準備していきたい」。逆転優勝まで、もう負けられない。選手会長が先頭に立ち、連勝街道へとけん引する。

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