阪神・青柳、粘投7回1失点で12勝目の権利 3年連続規定投球回到達

力投する青柳(撮影・西岡正)
7回、坂本を打ち取った青柳はガッツポーズ(撮影・田中太一)
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 「巨人-阪神」(12日、東京ドーム)

 阪神・青柳晃洋投手が7回109球を投げて6安打1失点。ハーラートップの12勝目の権利を持ってマウンドを降りた。また、今登板で3年連続規定投球回にも到達した。

 初回は松原、立岡、坂本をわずか7球で三者凡退で断ち切る抜群の立ち上がり。ここから五回までは球数少なく、テンポ良くアウトを積み重ねていく投球スタイルを披露した。

 2点リードの六回は苦しいマウンドとなったが、要所で粘ってみせた。2死一、二塁から相性の悪い丸に中堅フェンス直撃の適時二塁打で1点を返された。さらに代打亀井に死球を与え2死満塁とピンチ。打席には大城を迎えたが、カウント1-2と追い込んでから高めに直球を投げ込み、空振り三振に仕留めた。

 七回は2死一塁から立岡を三ゴロに打ち取ったが三塁・佐藤輝の失策で一、二塁となり、坂本との対戦となった。フルカウントからの6球目、内角のツーシームで遊ゴロに打ち取った。捕手の坂本からグーサインを送られ、右腕もガッツポーズをしていた。

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