阪神がG菅野撃破“緊迫の投手戦”糸原V弾 中野が貴重な2点打 高橋プロ初完封

 7回、糸原は右越えに先制本塁打を放つ(撮影・佐藤厚)
 8回、中野は左中間に2点適時二塁打を放ち、二塁塁上でガッツポーズ(撮影・佐藤厚)
 7回、先制ソロを放ち、矢野監督(中央)の前で熊谷(左)からメダルをかけてもらう糸原(撮影・西岡正)
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 「巨人0-3阪神」(25日、東京ドーム)

 阪神が接戦を制し、完封勝利を飾った。

 息詰まる投手戦が続く中、均衡を破ったのは糸原のバットだった。両軍無得点で迎えた七回1死だ。カウント2-2から菅野の150キロ直球を完璧に捉えると、打球はG党で埋まる右翼席に消えた。4月1日・広島戦(マツダ)以来、113試合ぶりとなる先制の2号ソロ。難敵を打ち砕く会心の一撃だった。

 八回には1死から高橋と近本が連続長短打。二、三塁の好機で中野が菅野のフォークをバットの芯に乗せた。左中間を破るダメ押しの2点適時二塁打。巨人の絶対的エースをマウンドから引きずり落ろし、その後にリーグトップ24個目の盗塁を決めて三塁を陥れた。

 先発・高橋は菅野との投げ合いに勝利。プロ4年目、通算40試合目の登板で初完封を飾った。前回登板の18日・中日戦(甲子園)に続く自身初の2試合連続の2桁奪三振も記録し、球団では2017年5月18日・中日戦(甲子園=12K)~同25日・巨人戦(甲子園=10K)のメッセンジャー以来、4年ぶりだ。

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