阪神 伊藤将が7回2安打1失点の好投 江夏、遠山以来の新人左腕8勝はお預け
「中日3-3阪神」(23日、バンテリンドーム)
阪神先発の伊藤将司投手が7回を投げて2安打、1失点の好投。球団新人左腕では1967年・江夏豊(12勝)、1986年・遠山昭治(8勝)以来、3人目の快挙となる8勝目の権利を手にしていたが、チームが九回に追いつかれた。
立ち上がりから安定感抜群の投球を披露。初回、先頭の京田を遊撃への内野安打で出塁を許したが、後続を抑えて得点を与えず。この回以降、五回まで中日打線を無安打に抑えた。
1点リードの六回は先頭の代打・伊藤に右翼線へ二塁打を浴びると、続く京田には犠打を決められて1死三塁のピンチを背負った。代打・堂上に、右翼へ犠飛を運ばれて同点。ただ、後続を抑えて最少失点で切り抜けた。